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春を呼ぶ、クレソンの鍋

春のはじまり、まだ肌寒い季節。すがすがしい香りのクレソンをメインにした鍋はいかがでしょう。サラダや付け合わせなど、生で食べることの多いクレソンですが、火を通すとまた違った味わいが楽しめます。豚肉をしゃぶしゃぶしたら、クレソンをたっぷり入れて、ゆずしょうゆや手作りのごまだれでいただきます。焼き餅は途中でもシメでも、好きなタイミングでどうぞ。スープが沸騰した状態で豚肉を入れていくのが、濁らせずにおいしく食べるこつです。

豚しゃぶとクレソンの鍋

【材料】(2人分)
豚肉しゃぶしゃぶ用(バラまたは肩ロース) 200g
S&B クレソン 2~4束(80~160g)
切り餅 2~4個
A〔水4カップ だし昆布10cm長さ 酒大さじ2 塩小さじ1/2
しょうゆ 適量
ゆず 適量
炒り白ごま 適宜
ごまだれ(作りやすい分量)〔白練りごま1/2カップ しょうゆ大さじ2 みりん大さじ1 砂糖大さじ1 だし汁大さじ3~4

【作り方】
 クレソンは長さを半分に切って氷水にさらし、パリッとしたら水気をよくきって食べる直前まで冷蔵庫に入れておく。
 鍋に水と昆布を入れてしばらくおく。
 ごまだれの材料を混ぜ合わせる。
 鍋を火にかけ、酒、塩を加える。煮立って豚肉に火が通ったらクレソンを加えてさっと火を通して器に取り分け、好みで炒りごまを添え、しょうゆにゆずを絞ったたれや、ごまだれにつけていただく。
 切り餅は焼き網でこんがりと焼き、途中で鍋に加えていただく。

豚肉は一人ずつに盛り付けて、気軽に

豚肉は小皿に一人前ずつ用意すれば、みんなが気兼ねなくしゃぶしゃぶできますし、見た目も楽しい。
主役のクレソンはこんもりと盛り付けて、好きなだけどうぞとおすすめしましょう。
材料が少ないので、用意も簡単。豚しゃぶ肉は、冷凍で常備しておくと便利です。

大好きな土鍋のお話

1~2人用から大きなものまで、わが家にはたくさんの土鍋があります。
鍋料理はもちろん、炊飯、煮込みなど、土鍋はとても使い勝手のいい器。和食だけでなく、シチューなどの洋食にも使います。
写真は、手前の黒い土鍋と白い瓢箪柄は私がデザインしたもの(ゆとりの空間)。丸い取手が付いた茶色の鍋は荒木義隆さんの作品で、お皿が一枚セットになっています。
そして奥は、城進さん作の土鍋にもなる大鉢。どれもそれぞれに特徴があって、料理に合わせて使い分けています。
みなさんのお気に入りは、どんな土鍋ですか?

今回のスパイス&ハーブ

S&B フレッシュハーブ クレソン
清涼感のある辛みが特徴のアブラナ科のハーブ。肉料理と相性がよく、付け合わせの定番です。サラダなどの生食以外にも、炒めもの、スープや鍋の具材として幅広く活用できます。