スパイスとハーブと栗原はるみ

料理家の栗原はるみさんと、スパイスとハーブの会社、エスビー食品が一緒に作った公式アカウントです。 暮らしの中でのスパイスとハーブのおいしい楽しみ方を、一緒にお伝えしていきます。

スパイスとハーブと栗原はるみ

料理家の栗原はるみさんと、スパイスとハーブの会社、エスビー食品が一緒に作った公式アカウントです。 暮らしの中でのスパイスとハーブのおいしい楽しみ方を、一緒にお伝えしていきます。

最近の記事

仕上げに花椒をたっぷりと。香りが広がるきのこ春雨

軽い食事やお酒のおつまみになる、きのこ春雨。きのこはいくつかの種類を組み合わせると食感が楽しめます。油で炒めず、調味料を煮立たせた中にきのこを入れて火を通すのがコツ。きのこから出るだしを春雨が吸って、味がまとまります。仕上げには、直前につぶした花椒をたっぷりと。好みでおかずラー油とパクチーをのせていただきます。できたてあつあつはもちろん、冷めてもおいしいので常備菜としてもおすすめです。 きのこ春雨 大好きな花椒 私は花椒の香りが大好き。独特の辛みと少し舌に感じる痺れも、

    • ワインによく合う、スパイスチョコレートクッキー

      花椒とチョコレートはとてもよく合います。今回はチョコレートクッキーに花椒を加えてスパイシーなおやつを作ってみました。コーヒーやカフェラテにはもちろん、赤ワインと合わせるのが大好きです。スパイスはほかにも、コリアンダーシードやブラックペッパーもおすすめ。私はこれらのスパイスを全部入れるのが好きですが、それぞれに好みがあると思うので、まずは花椒一種類から作ってみてください。スパイスは一つずつ試すことで、組み合わせにも慣れてくるもの。少しずつおぼえて楽しんでください。 スパイスチ

      • スパイスがきいたレンズ豆のスープに、ポーチドエッグをのせて

        私は、スープが大好き。健康にもいいと実感しているので、よく作ります。今回紹介するのは、レンズ豆とたっぷり野菜が入った具だくさんのスープ。スパイスが効いて、体がとても温まります。レンズ豆は別ゆでしておかなくても大丈夫。野菜は歯触りが残る状態でもいいし、くたくたに煮てもおいしい。パウダールウを使えば、味つけも簡単です。今回はクリームシチューとカレーのパウダールウを両方使っていますが、どちらか一つでも、また、トマトハヤシのルウも合います。好みのパンと一緒にどうぞ。 レンズ豆のスー

        • スパイスとハーブで仕上げて、香りを楽しむパエリア

          ターメリックとパプリカを加えて炊いたら、ドライのオレガノ、コリアンダーとクミンで仕上げる香りのいいパエリアです。クセもなくあっさりしているので、子どもでも食べやすいと思います。彩りよく野菜と鶏肉、エビを組み合わせて、見た目も豪華に。おもてなしにもぴったりです。仕上げのスパイスとハーブは好みで調整してみてください。 パエリア スパイスを使うコツ ~ターメリックとパプリカ~ スパイスを、もっと気楽に使ってほしい。今回パエリアに使ったターメリックとパプリカの使い方を紹介します

          ごろっとした大きめ具材がうれしい。豚肉と大根のハヤシ

          豚肩ロースのかたまり肉は、焼きつけてからやわらかくなるまで煮て、余分な脂を取りのぞくので、後味はさっぱりしています。下ゆでしておいた大根としいたけを入れたら、味つけはパウダールウだけ。肉と野菜からしっかりとだしが出て、ご飯によく合います。酢じょうゆ卵、パクチーを添えて。大根の代わりに、かぶでもおいしい。 豚肉と大根のハヤシ 今回のスパイス&ハーブ (左から) S&B 栗原はるみ トマトのハヤシ 料理家・栗原はるみ手作りの味わいを再現したパウダールウ。デミグラスソースをベ

          ごろっとした大きめ具材がうれしい。豚肉と大根のハヤシ

          クリームソースにスパイスを合わせたら、おいしさ新発見。ホタテとキャベツのクリームパスタ

          コリアンダーシードとクミンシードを加え、スパイシーに仕上げたクリームソースは、新しいおいしさ!コリアンダーシードはソースに入れる直前につぶして、香りを引き立てます。ホタテ、キャベツは別々に調理をしておいて、具材・パスタ・ソースをそれぞれ自由に組み合わせるのが楽しい。盛りつけと食べ方のコツは、コラムで詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。 ホタテとキャベツのクリームパスタ パスタをビュッフェのように~盛りつけと食べ方の工夫~ お家では、パスタを一皿で仕上げるこ

          クリームソースにスパイスを合わせたら、おいしさ新発見。ホタテとキャベツのクリームパスタ

          コクのあるみそだれも簡単に。大根のデミグラスみそだれ

          ビーフシチューのパウダールウは、和食にも使えて便利。コクのあるみそだれも、簡単に作ることができます。やわらかく煮た大根に、とろりとかけて。青ゆずの皮、七味唐からし、山椒など、お好みで。日本酒や、焼酎のお湯割りと一緒に食べたい一品です。 大根のデミグラスみそだれ 今回のスパイス&ハーブ (左から) S&B 栗原はるみのビーフシチュー 栗原家で長年作り続けてきたビーフシチューを再現。小麦粉をバターでじっくり炒めたルウの香ばしさと赤ワインの風味が特徴のブラウンソースに、3種の

          コクのあるみそだれも簡単に。大根のデミグラスみそだれ

          野菜ひとつでシンプルに。白菜のクリームグラタン

          用意する野菜は、白菜だけ。とてもシンプルですが、味わい深いグラタンです。 白菜は、細切りにして塩もみを。出てきた水分は、しっかり絞っておくのがおいしさのこつです。ホワイトソースに、白菜の甘みがよく合い、とてもおいしい。 好きなパンと、あればパルメザンチーズを用意して。白ワインがすすむメニューです。 白菜のクリームグラタン 今回のスパイス&ハーブ (左から) S&B 栗原はるみのクリームシチュー 特製のチキンブイヨンと丁寧に仕立てたホワイトソースを合わせた、素材のおいしさ

          野菜ひとつでシンプルに。白菜のクリームグラタン

          さらっとしたカレーをかけて楽しむ、紙カツカレー

          たたいて食べやすくした薄いカツ、「紙カツ」。食感も楽しい紙カツをごはんにのせて、さらっと仕上げたカレーソースは別皿に。そのつどカレーソースをかけながら、自由に食べるカレーです。サラダや甘酢漬けもそれぞれお皿に並べて、ビュッフェのように楽しんでください。トッピングには、チーズがおすすめ。また、カレーソースには好みのスパイスを加えてもおいしくできます。ソースがあまったら、だしで割り、カレーうどんにアレンジしてみましょう。 紙カツカレー のばす目安は、だいたい倍の大きさになるく

          さらっとしたカレーをかけて楽しむ、紙カツカレー

          ディル&パクチー!2種類のハーブで楽しむ、砂肝と鶏肉の炒めもの

          砂肝と鶏もも肉の炒めものに、ディルとパクチーをたっぷりと。パプリカの甘さも相まって、食べ飽きない一皿です。 トッピングのハーブは1種類にすることが多いと思いますが、別のハーブを加えてみると、思いがけないおいしさを発見することも。ハーブはもっと自由に、いろんな組み合わせで楽しんでほしいと思います。 砂肝と鶏肉のディル・パクチー炒め 先に砂肝をカリッと炒めてから、鶏もも肉を炒めます。2種類のお肉と、新鮮なパプリカの食感を楽しんでみてください。 お気に入りの器~アンティークの

          ディル&パクチー!2種類のハーブで楽しむ、砂肝と鶏肉の炒めもの

          気分もすっきり。フレッシュバジルで作るカクテル2種

          フレッシュバジルの葉とトニックウォーター、スピリッツがあれば、簡単にカクテルができます。今回は少しビターな風味のジンと、コクのある米焼酎を使って、2種類のカクテルを作ってみました。バジルがさわやかに香る炭酸のカクテルは、気分をすっきりとさせてくれます。ほかに、ラムやウォッカも合います。お好みでミントを加えてもおいしくできます。 フレッシュバジルのカクテル2種 家具を移動させて作る、わが家のバーカウンター 気が向いたら、私はいつでも模様替えをします。 つい先日も、屋外でも

          気分もすっきり。フレッシュバジルで作るカクテル2種

          すり下ろしにんじんで作る、カレー味のパスタ

          カレーのパウダールウを使って、パスタソースを作りましょう。具はにんじんとマッシュルームだけ。にんじんは一本すり下ろして、たっぷりと。カレーににんじんのうまみが溶け出し、味わい深くなります。好みでパルメザンチーズをかけたり、カットしたレモンを添えてみてください。大人から子どもまで喜ばれる味です。もちろん、ご飯にもよく合います。 にんじんとマッシュルームのカレーパスタ 今回のスパイス&ハーブ (左から) S&B 栗原はるみ わたしのカレー ていねいに炒めた玉ねぎの甘みと、チ

          すり下ろしにんじんで作る、カレー味のパスタ

          サバ缶と季節の焼き野菜で作る、簡単カレー

          おいしくて手ごろなサバ缶を使って、簡単に作れるカレーです。 さばはオリーブオイルで焼いておくことで、臭みもなくなり、崩れにくく仕上がります。なすやピーマンなど、季節の焼き野菜を加えて、彩りよく。ゆで卵と一緒に食べるのもおすすめです。 サバ缶カレー オリーブオイルで焼き付ける時は、なるべくサバの身を崩さないように気をつけて。 今回のスパイス&ハーブ (左から) S&B 栗原はるみ わたしのカレー ていねいに炒めた玉ねぎの甘みと、チキンとビーフの特製ブイヨンのコクを活かし

          サバ缶と季節の焼き野菜で作る、簡単カレー

          チャーハンに、バジルが香るオムレツをのせて

          塩とブラックペッパーだけで味つけをしたシンプルなチャーハンに、スィートバジルの葉を入れてゆるめに焼いたオムレツをのせます。このとき、オムレツにはすぐ火が通るので、手早く開くのがこつ。半熟の状態が残っているくらいが食べごろです。ケチャップの量は、好みでどうぞ。バジルの香りが広がる、さわやかな味わいです。 バジルオムレツのっけ チャーハン バジルは最後に加えて、フレッシュな状態で仕上げます。 香りを楽しむ、バジルのお酒 バジルの葉があまったら、ボトルに入れて、ジンや焼酎な

          チャーハンに、バジルが香るオムレツをのせて

          スパイスの香りを楽しむ、ゆで卵入りミートローフ

          ミートローフは洋風のイメージですが、今回は私の大好きな和のスパイス、「七味唐からし」と「さんしょうの粉」を加えてみました。和風の甘辛だれでいただきます。辛さは控えめなので食べやすく、ご飯にもよく合います。つけ合わせには、ホワイトペッパーをきかせたマッシュポテト、ハーブサラダ、ケチャップスパゲティ。スパゲティに好みでラー油や花椒を加えれば、ピリ辛味に。「洋食には洋のスパイス」という決まった考え方にとらわれず、自由にスパイスを使えば、風味が変わり、もっと料理が楽しくなると思います

          スパイスの香りを楽しむ、ゆで卵入りミートローフ

          グリルパンで作るルッコラメルト

          ルッコラは火を通しても香りがいいので、ホットサンドにたっぷりとはさんでみました。グリルパンのよさを生かして、パンを焼きつける順番にひと工夫します。バターを塗った面をこんがり焼いて、手際よく作りましょう。ハムの代わりに、ベーコンやツナでもおいしくできます。好みでマヨネーズを入れても。朝食やランチはもちろん、ワインのお供にも最適です。 ルッコラメルト バターを塗って焼きつけた面をチーズに当てて、とろりとさせます。 真ん中で切ると、おいしそうな断面が! ルッコラはたっぷり入れ

          グリルパンで作るルッコラメルト