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2品同時に!ふたつのソースでオーブン料理。

デミグラスソースもホワイトソースも、はじめから作ると手間がかかりますが、瓶入りタイプのパウダールウなら必要な分だけ使うことができ、凝った料理も簡単にできるので、とても便利です。今回はこのパウダールウを使い、2品同時に仕上げられるオーブン料理をご紹介します。
家族や友人たちが集まるときのメニューは、焼き立てをみんなで分けるオーブン料理が手軽です。デミグラスソースを肉だねの隠し味とソースに使った「ミートローフ」と、軽い味わいで食べやすい「じゃがいものホワイトソース焼き」。ミートローフは厚めに切り分けてソースをたっぷり、じゃがいものホワイトソース焼きとともに盛り付けます。サラダとパン、ワインがあれば、おもてなし料理にも最適。熱々をどうぞ。

ミートローフ

【材料】(8.5×21×5.5cmのパウンド型1台分)
合いびき肉 600g
玉ねぎ 1個(200g)
塩 小さじ1
こしょう・ナツメッグ(パウダー) 各少々
パン粉 大さじ5
牛乳 大さじ3
デミグラスソース〔赤ワインカップ1/4 水カップ1 S&B 栗原はるみのデミグラスソース(パウダールウ)大さじ4

【作り方】
 デミグラスソースを作る。小鍋に赤ワインを入れて火にかけ、煮立ったら弱火にしてアルコールをとばし、水を加える。再び煮立ったら一度火を止め、S&B 栗原はるみのデミグラスソースを入れて弱火で加熱し、とろみがついたら火を止め、粗熱を取る。
 パン粉に牛乳を加えてしめらせておく。
 玉ねぎは4~5mm角に切る。
 オーブンを230°Cに予熱する。
 ボウルにひき肉を入れ、②のパン粉、塩、こしょう、ナツメッグ、冷めた①のデミグラスソースカップ1/2を加えてよく混ぜる。
 ③の玉ねぎを加えてさらに混ぜ、パウンド型の底に空気を入れないように1~2cm敷き詰め、さらに残りの生地を詰めて表面を平らにならし、型を数回落として空気を抜く。
 天板にアルミホイルを敷いて縁を少し折り曲げ、型をのせて230°Cのオーブンで約40分焼く(じゃがいもと一緒に焼くときは天板の片側に寄せておく)。
 ソースを作る。⑦を取り出して粗熱を取り、出てきた焼き汁(大さじ3くらい)を①のデミグラスソースの残り(⑤で生地に入れた残り)に加えてひと煮立ちさせ、塩少々(分量外)で味を調える。
 型からミートローフを出し、食べやすい大きさに切って器に盛り、⑧のソースをかけていただく。
※じゃがいものホワイトソース焼きと同時にオーブンで焼く場合は、ミートローフを20分焼いた後、じゃがいもを天板の隣にのせ、20~25分焼くと同時に焼き上がる。

じゃがいものホワイトソース焼き

【材料】(作りやすい分量)
じゃがいも 3~4個(500g)
水・牛乳 各カップ1
S&B 栗原はるみのホワイトソース(パウダールウ) 大さじ6
塩・白こしょう 各少々
バター 適量

【作り方】
 じゃがいもは洗って皮をむき、2~3mm厚さの輪切りにする。水にはさらさない。オーブンを230°Cに予熱する。
 鍋に水を入れて火にかけ、煮立ったら一度火を止め、S&B 栗原はるみのホワイトソース、牛乳を入れて弱火で加熱し、塩、こしょうで味を調える。とろみがついたら火を止める。
 耐熱容器にバターを薄く塗り、じゃがいもを並べて重ね入れ、②のホワイトソースを回しかける。
 天板に容器をのせ、230°Cのオーブンでグツグツとして焼き色がつくまで20~25分焼く。
※ミートローフと同時にオーブンで焼く場合は、ミートローフを20分焼いた後、天板の隣にのせ、20~25分焼くと同時に焼き上がる。

今回のスパイスとハーブ

S&B 栗原はるみのデミグラスソース
国産牛のブイヨンに香味野菜、炒め玉ねぎを加えて丁寧に煮込み、うまみを凝縮しました。煮込みハンバーグやミートソースに。カレーやソース焼きそばの隠し味にもおすすめです。

S&B 栗原はるみのホワイトソース
北海道産生クリームと、3種の部位を使用した特製チキンブイヨンがおいしさの決め手。グラタンやクリームパスタに。いろいろな卵料理の隠し味にもおすすめです。

©【須藤敬一】講談社『栗原はるみ』vol.3